2009年11月06日 20:42
本当に未来を自分で築けるなら
本当に閉ざされた門を開くことが出来るなら
私は信じたい。
本当の人間の力を。
修羅場higeremer
第四話 〜〜
とても濃く黒い霧が私を包む。
その霧はとても冷たく、そして
とても悲しかった。
これを切り抜けなければ私は、
あらゆるものに絶望すると感じた。
踏み出さなければならない。
小さい子の未来と共に。
明朝、私は薄暗い牢屋で目を覚ました。
朝になってもここは暗いままだ、息苦しい。
奥にいる久留巳はまだ寝ている。
一刻も早く脱出したかった。
あの子がこのまま闇に溶かされる前に
光を見つけなければならない。
そう思いながら私は脱出方法を考えた。
厳重な檻。
後ろから微かに入る光の発生源になっている鉄格子。
私が座っているベッド。
隣には机が見える。
現時点で脱出方法を考えても迷宮入りになるだけであった。
考えても考えても・・・
そこへ、私の思考を断ち切るように扉の開く音が聞こえた。
警備員が来た。
すると奥の方で微かに人の叫び声が聞こえた。
連れて行かれたのだろうか?
また一人命を断たれてしまうのだろうか?
叫びを聞くたびに恐怖と憎悪が
心の奥底に蘇る。
久留巳 「由美お姉ちゃん。」
一つ奥の牢に目をやる。
久留巳が起きたようだ。
由美 「おはよう、久留巳ちゃん。」
久留巳が少し笑みを浮かべる。
久留巳 「昨日ね、私とママとパパと一緒に草原で走り回ってる夢を見たの。
とっても気持ちよくて楽しかったなぁ。」
やはり、この子にはまだ死んで欲しくない。
私は少し笑みを浮かべ、
由美 「ふふっ、そういう夢を見るってことは、まだ久留巳ちゃんは」
本当に閉ざされた門を開くことが出来るなら
私は信じたい。
本当の人間の力を。
修羅場higeremer
第四話 〜〜
とても濃く黒い霧が私を包む。
その霧はとても冷たく、そして
とても悲しかった。
これを切り抜けなければ私は、
あらゆるものに絶望すると感じた。
踏み出さなければならない。
小さい子の未来と共に。
明朝、私は薄暗い牢屋で目を覚ました。
朝になってもここは暗いままだ、息苦しい。
奥にいる久留巳はまだ寝ている。
一刻も早く脱出したかった。
あの子がこのまま闇に溶かされる前に
光を見つけなければならない。
そう思いながら私は脱出方法を考えた。
厳重な檻。
後ろから微かに入る光の発生源になっている鉄格子。
私が座っているベッド。
隣には机が見える。
現時点で脱出方法を考えても迷宮入りになるだけであった。
考えても考えても・・・
そこへ、私の思考を断ち切るように扉の開く音が聞こえた。
警備員が来た。
すると奥の方で微かに人の叫び声が聞こえた。
連れて行かれたのだろうか?
また一人命を断たれてしまうのだろうか?
叫びを聞くたびに恐怖と憎悪が
心の奥底に蘇る。
久留巳 「由美お姉ちゃん。」
一つ奥の牢に目をやる。
久留巳が起きたようだ。
由美 「おはよう、久留巳ちゃん。」
久留巳が少し笑みを浮かべる。
久留巳 「昨日ね、私とママとパパと一緒に草原で走り回ってる夢を見たの。
とっても気持ちよくて楽しかったなぁ。」
やはり、この子にはまだ死んで欲しくない。
私は少し笑みを浮かべ、
由美 「ふふっ、そういう夢を見るってことは、まだ久留巳ちゃんは」





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